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<!-- $Id: synching.sgml,v 1.4 1996/12/27 18:34:39 max Exp $ -->
<!-- The FreeBSD Japanese Documentation Project -->
<!-- Original revision: 1.7 -->

<chapt><heading>インターネットを通じたソースツリーの同期<label id="synching"></heading>

<p><em>原作: &a.jkh;.</em>
<p><em>訳: &a.iwasaki;.<newline>28 December 1996.</em>

<!--

Last updated: $Date: 1996/12/27 18:34:39 $

This document tries to describe the various ways in which a user may
use the internet to keep development sources in synch.
-->

<p>インターネット接続 (または電子メール) を使用して, あなたの興味の対
象によって FreeBSD プロジェクトのソースのある一部分または全体の最新を
追いかける方法は色々あります. 私たちが提供している基本的なサービスは 
CVSup と CTM です:

<p><bf>CVSup</bf> は目下売り出し中で, sup のすべての機能プラスαをそな
え, 要求するサーバのディスクスペースとネットワーク資源の観点からずっと
効果的に動作します. このため, CVSup は FreeBSD プロジェクトにおいて 
<ref id="sup"> の大部分を置き換えました. また, sup のように 
<em>pull</em> 同期モデルで動作します.

<p>一方, <bf>CTM</bf> はあなたが持っているソースとマスタアーカイブ上に
あるそれとの対話的な比較をおこないません.
そのかわりに, 前回の実行時からの変更を認識するスクリプトがマスタアーカ
イブ上で一日に数回実行され, すべての変更を compress して通し番号を振り, 
さらに電子メールで転送できるようにエンコードします (印字可能な ASCII 
キャラクタのみです). 受信した後は, これらの「CTM のデルタ」は自動
的にデコード, 検査してユーザのソースのコピーに変更を適用する 
ctm_rmail(1) によって処理可能となります. この処理は CVSup よりずっと効率
的であり, <em>pull</em> モデルというよりむしろ <em>push</em> モデルで
あるため, 私たちのサーバ資源の負荷は軽くなります.

<p>もちろん他のトレードオフもあります. あなたが CVSup でうっかりアーカイブ
の一部を消してしまっても, CVSup は壊れた部分を検出して再構築してくれます.
CTM はこれをやってくれません. もしソースツリーの一部を消してしまったら,
一からやり直して (最新の CVS 「ベースデルタ」から) すべてを再構築しなければ
なりません.


CVSup と CTM, あるいは今では時代遅れとなってしまった sup についての
詳しい情報については, 以下の節を参照してください:

   &ctm;
   &cvsup;
   &sup;
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