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<!-- This is an SGML document in the linuxdoc DTD of the Tutorial for
     Configuring a FreeBSD for Dialup Services by Guy Helmer.
     $FreeBSD$
     FreeBSD Japanese Documentation Project
     Original revision: 1.1

<!DOCTYPE linuxdoc PUBLIC "-//FreeBSD//DTD linuxdoc//EN">

<linuxdoc>
  <article>
      <title> シリアル接続の基礎

<p><em>原作: FAQ</em>
<date> 24 Nov 1996, (c) 1996
<p><em>訳: &a.mihoko;9 December 1996.</em>

      <abstract> このセクションには, シリアルポートを使うための基本的
な事柄についての概要が書かれています. もしあなたがモデムに興味がある
なら, このセクションは PPP やダイアルアウトのセクションへの導入にな
ります. 
      </abstract>
	
    <toc>
-->

<sect><heading>シリアル接続の基礎<label id="serial"></heading>

<p><em>Assembled from FAQ.</em>

このセクションには, シリアルポートについての一般的な情報が書かれていま
す. あなたが求めている情報が, もしここで見つからなかった場合には, ハン
ドブックの端末とダイアルアップのセクションを見てください. 

	<p>
	  <tt/ttydX/ (または <tt/cuaaX/) デバイスは, アプリケーション上
	  でシリアルポートをオープンする時に使用する, 標準的なデバイスです. 
	  プロセスがデバイスをオープンする際, 端末 I/O 設定の
	  デフォルトセットが使用されます. 
	  これらの設定内容は, 次のコマンドで確認することができます. 
          <verb>
            stty -a -f /dev/ttyd1
          </verb>

	  このデバイスの設定を変更した場合, その設定はデバイスが
	  クローズされるまで有効です. 
	  デバイスが再びオープンされる時, デフォルトの設定値に戻ります. 
	  デフォルトの設定を変更するためには, 「初期状態」を設定した
	  いデバイスをオープンして調節することができます. 
	  例えば, ttyd5 というデバイスに対して, デフォルトで
	  <tt/CLOCAL/ モードを ON にして, 8 bits の設定をおこない, 
	  <tt>XON/XOFF</tt> フロー制御を行うように設定したい場合は, 
	  次のようにします. 
          <verb>
            stty -f /dev/ttyid5 clocal cs8 ixon ixoff
          </verb>

	  このコマンドを記述するのに適しているファイルは, <tt>/etc/rc.serial</tt>  
	  です. アプリケーションが<tt/ttyd5/ をオープンするときに, 
	  デフォルトでこの設定をおこなうようになります. 
	  これらの設定は, 好きなように変更することができます. 

	  また, 「固定状態」のデバイスに調節を行うことで, ある一定の設定が
	  アプリケーションに変更されることを防ぐこともできます.
	  例えば, <tt/ttyd5/ のスピードを 57600 bps に固定したい場合には, 
	  次のようにします. 
          <verb>
            stty -f /dev/ttyld5 57600
          </verb>

	  これで、<tt/ttyd5/ をオープンして, シリアルポートの転送スピードを 
	  変更しようとするアプリケーションは 57600 bps に固定されるでしょう.

          本来, デバイスの初期状態を変更したり設定を固定するのは, 
	  <tt/root/ だけが行うべきです. 
	  <tt/MAKEDEV/ スクリプトがデバイスエントリを作成する時は, 
	  これをおこない<bf/ません/. 
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