From d48eb5a056039edcee7a63a6250a0b248a218b7f Mon Sep 17 00:00:00 2001 From: hrs Date: Sat, 26 Apr 2003 19:13:00 +0000 Subject: Merge the following from the English version: 1.524 -> 1.553 relnotes/common/new.sgml --- release/doc/ja_JP.eucJP/relnotes/common/new.sgml | 406 +++++++++++++++++------ 1 file changed, 309 insertions(+), 97 deletions(-) (limited to 'release') diff --git a/release/doc/ja_JP.eucJP/relnotes/common/new.sgml b/release/doc/ja_JP.eucJP/relnotes/common/new.sgml index cbde753..1338ad2 100644 --- a/release/doc/ja_JP.eucJP/relnotes/common/new.sgml +++ b/release/doc/ja_JP.eucJP/relnotes/common/new.sgml @@ -3,7 +3,7 @@ $FreeBSD$ - Original revision: 1.524 + Original revision: 1.553 --> @@ -133,11 +133,12 @@ をご覧ください。 &merged; - sendmail がバージョン 8.12.8 - にアップグレードされました。これには、 - リモートから悪用可能なバッファオーバフロー問題の修正が含まれています。 + sendmail にあった + リモートから悪用可能なバッファオーバフロー問題が修正されました。 問題の詳細は、セキュリティ勧告 FreeBSD-SA-03:04 + および FreeBSD-SA-03:07 をご覧ください。 &merged; @@ -171,6 +172,10 @@ これは XFree86 4.3.0 に含まれているものとほぼ同一のものですが、 いくつかのバグ修正も追加で含まれています。 + ehci ドライバが追加されました。 + これは USB 2.0 コントローラで使われている + USB Enhanced Host Controller Interface に対応しています。 + /dev/tty の許可属性の取り扱いにあった、小さなバグが修正されました。 これにより、&man.su.1; の実行後も &man.ssh.1; @@ -186,6 +191,13 @@ Linux エミュレーションモードが IPv6 に対応しました。 + &man.madvise.2; が、新しく + MADV_PROTECT という動作に対応しました。 + これは、そのプロセスは非常に重要なもので、 + スワップ空間が枯渇してしまった時でも kill + してはいけない、ということを仮想メモリシステムに伝えるものです。 + その時のプロセスは、スーパユーザが所有するものである必要があります。 + SMP における性能向上が期待できる、 @@ -202,21 +214,52 @@ (互換性を保つため、従来の静的なメジャー番号のままなっているドライバも二・三残っています) なくなり、デバイスのメジャー番号が足りなくなる可能性も低くなっています。 + カーネルスレッド用の簡易的な遅延スイッチ機構が実装されました。 + これは、(割り込みハンドラなど) 他のプロセスと関係がない、 + 細かいコンテキストスイッチによるオーバヘッドを削減するためのものです。 + この機能は options LAZY_SWITCH + を指定すると有効になります。 + プロセッサ・マザーボードの対応状況 - &os; に、HyperThreading (HTT) + SMP カーネルに HyperThreading (HTT) 対応の基礎部分が追加されました。 - HTT カーネルオプションを追加した - SMP カーネルは、HTT - に対応したマシン上で論理プロセッサの検出と初期化を行ないます。 - この論理プロセッサは、物理プロセッサを追加した場合と同じように、 - プロセスをスケジューリングするために使われます。 - &merged; + スケジューラは論理 CPU を、物理 CPU を追加した場合と同じように + プロセススケジューリングに使います。 + HTT は、資源が足りなくなるいくつかのケースで最善の性能にならないことが + あるため、起動時には論理 CPU はデフォルトで停止状態になっています。 + 有効にするには、machdep.hlt_logical_cpus sysctl + 変数を使います。また、machdep.hlt_cpus sysctl + 変数を使うと、アイドルループを使って CPU を停止状態にすることも可能です。 + 詳しくは &man.smp.4; のマニュアルページをご覧ください。 + + + 初期の 5.0-CURRENT スナップショットや 4.8-RELEASE などの + バージョンの &os; は、HyperThreading 機能を有効にするために + カーネルコンフィグ時に options HTT + を指定していました。現在は、このオプションを指定する必要は + なくなっています。 + + + + + Intel Pentium Pro 以降に搭載されている + Physical Address Extensions (PAE) 機能に対応しました。 + これは、一つのマシン上で最大 64GB の RAM を使用することが + できるようになる機能ですが、一つのプロセス (と &os; カーネル) + が使えるメモリ量は従来のままです。 + 詳しくは、&man.pae.4; のマニュアルページをご覧ください。 + この機能の作業は、DARPA および Network Associates Laboratories + の支援を受けて行なわれました。 + + &man.vpd.4; ドライバが新しく追加されました。 + これは IBM ThinkPad シリーズの Vital Product Data + 構造体からハードウェア情報を読み出すためのものです。 - + ブートローダの変更 alpha アーキテクチャ用のブートローダ @@ -248,18 +291,32 @@ + コードサイズの制限から、 + i386 ブートローダから読むことのできるカーネルは + 1.5TB 以下のルートファイルシステムにあるものだけになっています。 + - + ネットワークインターフェイスの対応状況 + &man.axe.4; + ネットワークドライバが新しく追加されました。 + これは ASIX Electronics AX88172 USB 2.0 + チップセットをベースにした + USB Ethernet アダプタに対応しています。 + cm ドライバが IPX に対応しました。 &merged; + &man.sbsh.4; ドライバが追加されました。 + これは Granch SBNI16 SHDSL モデムに対応しています。 + &merged; + 802.11 リンク層に対応した wlan モジュールが新しく追加されました。 - この機能は現在、&man.wi.4; ドライバで利用できます。 + 現在、&man.wi.4; ドライバがこの機能を利用しています。 インタフェースの設定時にカーネルパニック (や他の問題) @@ -267,7 +324,7 @@ ドライバのタイミングバグが修正されました。 - + ネットワークプロトコル &man.ipfw.4; の skipto ルールと @@ -335,7 +392,7 @@ - + ディスク・記憶装置 &man.aac.4; ドライバが、ジャイアントカーネルロックなしに @@ -376,9 +433,19 @@ wfd ドライバと wst ドライバが削除されました。 - + ファイルシステム + 新しく DIRECTIO + カーネルオプションが追加されました。 + これはバッファキャッシュを経由せずに直接データを読み込んだり、 + ユーザ空間のバッファに直接データを書き込むことを可能にします。 + この機能を使うには、ファイル記述子に + O_DIRECT フラグをセットすることと、 + 読み出し操作時のオフセット・データ長の両方に、 + 物理メディアセクタ長の整数倍を指定する必要があります。 + &merged; + NETNCP および Netware Filesystem 対応 (nwfs) が、正しく動作するようになりました。 @@ -387,24 +454,22 @@ 修正されました。 - + PCCARD 対応 - + マルチメディアへの対応状況 - - - - - 寄贈ソフトウェア - - IPFilter がバージョン - 3.4.31 に更新されました。 - &merged; + &man.speaker.4; デバイス用の + atspeaker.ko + モジュールと + pcspeaker.ko + モジュールは、 + speaker.ko + という名前に変わりました。 @@ -414,20 +479,32 @@ &man.adduser.8; が、シェルの特殊文字を含むパスワードを 正しく処理できるようになりました。 + &man.adduser.8; に、ユーザのデフォルトログイングループを設定する + オプションが追加されました。 + compat4x 配布物に、&os; 4.7-RELEASE に含まれる libcrypto.so.2, libgmp.so.3, libssl.so.2 ライブラリが追加されました。 + &man.chgrp.1 および &man.chown.8 は、 + オプションが複数個指定された場合、 + 所有者/所有グループを変更する時に新旧の uid/gid + を表示するようになりました。 + &man.config.8; に、 カーネルコンフィグファイルの device 指示子の指定を無効にする nodevice 指示子が追加されました。 また、nooptionnomakeoption 指示子も追加されており、 - それより前にある option および - makeoption 指示子をそれぞれ無効にします。 + それより前にある options および + makeoptions 指示子をそれぞれ無効にします。 + + &man.diskinfo.8; ユーティリティが追加されました。 + これは、ディスクデバイスの情報の表示と、 + ネイティブな性能試験を行なうためのものです。 &man.disklabel.8; から、 フラグと @@ -488,6 +565,10 @@ および が追加されました。 &merged; + &man.gstat.8; ユーティリティが追加されました。 + これは、&man.geom.4; + サブシステムにおけるディスクの稼働状態を表示するものです。 + &man.ipfw.8; に、(ファイアウォール機能そのものの有効化・無効化を含む) &man.ipfw.4; におけるさまざまな制御を実現するため、 enable コマンド、 @@ -495,13 +576,21 @@ これらは、従来の sysctl 変数よりもわかりやすく、 便利な操作手段を提供します。&merged; + &man.jail.8; に、新しく フラグが追加されました。 + これは、新しく作成した jail の識別子を出力します。 + + 既存の jail の中でコマンドを実行する、&man.jexec.8; + ユーティリティが追加されました。 + + 既存の jail を一覧表示する &man.jls.8; ユーティリティが追加されました。 + &man.kenv.1; が、ルートファイルシステムのみがマウントされた状態で システムが起動している場合にも利用できるよう、 /usr/bin から /bin に移されました。 - &man.devfs.5; の利用が必須となったため、 - 必要がなくなった MAKEDEV スクリプトは削除されました。 + &man.killall.1; に新しく オプションが追加されました。 + これは、ひとつの jail にあるすべてのプロセスを kill します。 ユーザランドから &man.geom.4; サブシステムの一部へのアクセスを提供する &man.libgeom.3; ライブラリが追加されました。 @@ -513,12 +602,21 @@ net.inet.ip.portrange.reservedhigh sysctl 変数と組み合わせて使うことを想定しています。 + &man.devfs.5; が必須となったため、 + 必要がなくなった MAKEDEV スクリプトは削除されました。 + + &man.mixer.8; に、相対値を使ったボリューム調整が実装されました。 + FFS スナップショットの作成を簡単に行なうための &man.mksnap.ffs.8; プログラムが追加されました。 これは operator グループ に所属するユーザから利用することを想定した SUID-root 実行ファイルです。 + &man.mount.8; および &man.umount.8; に、 + 標準の場所にない &man.fstab.5; を指定するための + オプションが追加されました。 + &man.mount.nfs.8; に、UDP マウントポイントに対して &man.connect.2; を行なわないようにする フラグが追加されました。このオプションは、サーバが @@ -529,6 +627,14 @@ 0 にすると、このオプションがデフォルト動作になります。 &merged; + &man.mount.nfs.8; に、 と + マウントオプションが追加されました。 + これは、それぞれ IPv4 と IPv6 による NFS マウントを禁止します。 + + &man.newfs.8; は、 + を使って UFS1 が指定されていない限り、デフォルトで UFS2 + ファイルシステムを作成するようになりました。 + &man.newsyslog.8; に、エントリの圧縮処理の開始前に、 前回開始した圧縮処理を強制終了させる W フラグ (エントリのグループの場合は @@ -537,6 +643,18 @@ なるのを避けるためのものです。 &merged; + &man.nsdispatch.3; はスレッドセーフになり、 + Name Service Switch (NSS) モジュールに対応しました。 + NSS モジュールは libc に静的に構築したり、 + &man.dlopen.3; で動的にロードすることが可能です。 + ロード・初期化は設定時 (&man.nsdispatch.3; が呼ばれ、 + &man.nsswitch.conf.5; の読み込み/再読み込みが行なわれた時) に行なわれます。 + + 新たに &man.pam.chroot.8; モジュールが追加されました。 + これはユーザに対して、あらかじめ決まったディレクトリか、 + ホームディレクトリの下にあるディレクトリのいずれかに + &man.chroot.2; 操作を行なうためのものです。 + &man.pam.ssh.8; が書き換えられました。 その影響で、各セションは最初のセションで実行されたエージェントに接続しようとするのではなく、 各セションに対して個別に &man.ssh-agent.1; が実行されるようになっています。 @@ -562,6 +680,11 @@ 0 になってしまう可能性があったバグが修正されました (ただし &man.rand.3; は、依然として実用的な用途には適していません)。 + &man.rtld.1; が新しく、 + 共有オブジェクト依存関係の動的マッピングに対応しました。 + 詳しくは &man.libmap.conf.5; をご覧ください。 + これはオプション機能のひとつで、デフォルトでは無効になっています。 + &man.sem.open.3; が、 同じセマフォの複数回オープンを正しく処理できるようになりました。 これにより、&man.sem.close.3; @@ -574,6 +697,17 @@ &man.disklabel.8; 風のプログラム、 sunlabel ユーティリティが追加されました。 + &man.sysinstall.8; は、 + ディスクラベルエディタにおいて手動で指定されなかった場合、 + 新しく作成するファイルシステムのデフォルトレイアウトとして、 + UFS2 を選択するようになりました。 + + + i386 ブートローダの制限のため、ルートファイルシステムは + 1.5TB 以下の大きさでなければなりません。 + + + デバイス上のページングとスワップ処理を無効にする &man.swapoff.8; コマンドが追加されました。 関連するコマンド &man.swapctl.8; も、他の BSD にあるような @@ -594,92 +728,162 @@ ディスプレイモードが追加されました。 これは、システム上の有効かインタフェースを通過するネットワークトラフィックを表示します。 + &man.usbhidaction.1; コマンドが追加されました。 + これは、USB HID 制御に応じて、設定された動作を行なうためのものです。 + + &man.uudecode.1; と &man.b64decode.1; に、 + 先頭フレーム行、もしくは最終フレーム行が欠けた、 + 壊れたファイルをデコードするための + フラグが追加されました。 + &merged; + + &man.vmstat.8; で fork 操作の統計を表示する + フラグが再実装されました。 + &man.xargs.1; に、ユーティリティを複数並列に実行する オプションが追加されました。 - - 寄贈ソフトウェア + &man.xargs.1; に、コマンド実行前に子プロセス用に + /dev/tty を再オープンする + フラグが追加されました。 + これは、子プロセスが対話的なアプリケーションの場合に有用です。 + + 1:1 スレッドパッケージ (ひとつのアプリケーションにある + すべての pthread に対して、ひとつの KSE とスレッドが対応するというもの) + が実装されました。 + このモデルでは、カーネルがすべてのスレッドスケジューリングを決定し、 + すべてのシグナルを配送します。KSE コードのいくつかの部分を使っており、 + 作業中の M:N スレッドの限定されたものだと考えてよいでしょう。 + libthr ライブラリは、 + この機能のユーザランド部分として実装されたもので、 + libc_r ライブラリの代替として使うことができます。 + ただし、libthr + は (現時点では) デフォルトで構築されません。 + - Bell Labs 由来の awk - が 2003 年 3 月 14 日時点のスナップショットが統合されました。 + + 寄贈ソフトウェア - BIND がバージョン - 8.3.4 に更新されました。 - &merged; + Bell Labs 由来の awk + が 2003 年 3 月 14 日時点のスナップショットが統合されました。 - ベースシステムに bzip2 - スイート全体、特に bzip2recover - がインストールされるようになりました。&merged; + BIND がバージョン + 8.3.4 に更新されました。 + &merged; - CVS がバージョン - 1.11.5 に更新されました。 - &merged; + ベースシステムに bzip2 + スイート全体、特に bzip2recover + がインストールされるようになりました。&merged; - FILE がバージョン - 3.41 に更新されました。 - &merged; + CVS がバージョン + 1.11.5 に更新されました。 + &merged; - GCC が - 3.2.2 リリースに更新されました。 + FILE がバージョン + 3.41 に更新されました。 + &merged; - ISC DHCP クライアントがバージョン - 3.0.1RC11 に更新されました。 - &merged; + GCC が + 3.2.2 (リリース版) に更新されました。 - Kerberos IV 対応 - (KTH eBones) が削除されました。 - この機能を必要としているユーザは、 - security/krb4 の port - (もしくは package) から入手することができます。 - Kerberos 5 の Kerberos IV 互換モードも削除され、 - k5プログラム名 - というユーザランドユーティリティは、 - kプログラム名 - という名前に変更されています。 - - libpcap が、 - 同一のインタフェース上での複数のデータリンクタイプの選択に対応しました。 - - OpenPAM - がリリース Daffodil に更新されました。 - - OpenSSL がリリース - 0.9.7a に更新されました。 - このリリースには、AES と &man.crypto.4; - デバイス対応が含まれています。 - - sendmail がバージョン - 8.12.8 に更新されました。 - &merged; + 文字列と浮動小数点数を変換する + gdtoa ライブラリが統合されました。 + ソースは 2003 年 3 月 24 日付けのものです。 - &man.tcpdump.1; がバージョン 3.7.2 に更新されました。&merged; - また、インタフェースで利用可能なデータリンクタイプを一覧表示する - フラグと、 - パケットキャプチャ中にどのデータリンクタイプを使うのかを指定する - オプションが追加されました。 - + IPFilter がバージョン + 3.4.31 に更新されました。 + &merged; - - Ports/Packages Collection インフラストラクチャ + ISC DHCP クライアントがバージョン + 3.0.1RC11 に更新されました。 + &merged; - 1 行の pkg-comment ファイルが、 - 各 port スケルトンから削除され、その内容が - Makefile の中に移動しました。 - この変更により、 ports ツリーで消費するディスク容量と - inode 数が少なくなっています。 - &merged; - + ISC DHCP クライアントには、新しく + &man.omshell.1; ユーティリティと &man.dhcpctl.3; + ライブラリが含まれるようになりました。 + これらは、クライアント実行時の制御を行なうためのものです。 + + Kerberos IV 対応 + (KTH eBones) が削除されました。 + この機能を必要としているユーザは、 + security/krb4 の port + (もしくは package) から入手することができます。 + Kerberos 5 の Kerberos IV 互換モードも削除され、 + k5プログラム名 + というユーザランドユーティリティは、 + kプログラム名 + という名前に変更されています。 + + libpcap が、 + 同一のインタフェース上での複数のデータリンクタイプの選択に対応しました。 + + lukemftpd (デフォルトでは構築・インストールされません) + が、2003 年 1 月 22 日のスナップショットに更新されました。 + + OpenPAM + がリリース Daffodil に更新されました。 + + OpenSSH がバージョン + 3.6.1p1 に更新されました。 + + OpenSSL がリリース + 0.9.7a に更新されました。 + このリリースには、AES と &man.crypto.4; + デバイス対応が含まれています。 + + sendmail がバージョン + 8.12.9 に更新されました。 + &merged; + + &man.tcpdump.1; がバージョン 3.7.2 に更新されました。&merged; + また、インタフェースで利用可能なデータリンクタイプを一覧表示する + フラグと、 + パケットキャプチャ中にどのデータリンクタイプを使うのかを指定する + オプションが追加されました。 + + + + Ports/Packages Collection インフラストラクチャ + + 1 行の pkg-comment ファイルが、 + 各 port スケルトンから削除され、その内容が + Makefile の中に移動しました。 + この変更により、 ports ツリーで消費するディスク容量と + inode 数が少なくなっています。 + &merged; + + port 構築における配布ファイルの取得で + MD5 チェックサムが一致しなかった場合に、 + 何回再取得を試みるかを FETCH_REGET + Makefile 変数に指定できるようになりました。 + また、取得途中で止めたファイルの再取得にも対応しています。 + + &man.pkg.create.1; に、それと衝突する package + のリストを登録する オプションが追加されました。 + このリストにある package がすでに存在している場合、 + (&man.pkg.add.1; での) インストールは失敗します。 + この衝突チェックは、&man.pkg.add.1; に + フラグを追加することで無効にすることが可能です。 + + &man.pkg.info.1; は、 フラグの表示の際に + BLOCKSIZE + 環境変数の設定に従うようになりました。 + + &man.pkg.info.1; に、 + quiet オプションの動作に加えて、 + 最初に package 名を表示するという動作を行なう + オプションが追加されました。 リリースエンジニアリングと統合 FreeBSD が公式に対応している GNOME - のリリースが、バージョン 2.2 に更新されました。 + のリリースが、バージョン 2.2.1 に更新されました。 &merged; FreeBSD が公式に対応している KDE - のリリースが、バージョン 3.1 に更新されました。 + のリリースが、バージョン 3.1.1a に更新されました。 &merged; &man.sysinstall.8; が、XFree86 の @@ -691,12 +895,20 @@ FreeBSD が公式に対応している XFree86 のリリースが、バージョン 4.3.0 に更新されました。 &merged; + + &os; 2.X から 3.X、&os; 3.X から 4.X + というメジャーバージョン間のアップグレードを行なう機能が削除されました。 - + ドキュメンテーション - + 文書セットに FreeBSD From Scratch と + The Roadmap for 5-STABLE + という記事が追加されました。 + + 新しくデンマーク語 (da_DK.ISO8859-1) + 翻訳プロジェクトが発足しました。 -- cgit v1.1