From 265131c936f4d188a43c73beb22bab573ca1ff07 Mon Sep 17 00:00:00 2001 From: rushani Date: Mon, 26 May 2003 15:32:34 +0000 Subject: Merge the following from the English version: 1.12 -> 1.15 early-adopter/article.sgml 1.143 -> 1.155 hardware/common/dev.sgml 1.5 -> 1.6 hardware/common/intro.sgml 1.9 -> 1.11 hardware/i386/proc-i386.sgml 1.2 -> 1.3 hardware/ia64/article.sgml 1.3 -> 1.7 hardware/ia64/proc-ia64.sgml 1.6 -> 1.7 share/sgml/release.dsl Approved by: re (blanket) --- release/doc/ja_JP.eucJP/early-adopter/article.sgml | 192 +++++++++----- release/doc/ja_JP.eucJP/hardware/common/dev.sgml | 279 +++++++++++++++++---- release/doc/ja_JP.eucJP/hardware/common/intro.sgml | 7 +- .../doc/ja_JP.eucJP/hardware/i386/proc-i386.sgml | 33 ++- release/doc/ja_JP.eucJP/hardware/ia64/article.sgml | 9 +- .../doc/ja_JP.eucJP/hardware/ia64/proc-ia64.sgml | 84 ++++++- release/doc/ja_JP.eucJP/share/sgml/release.dsl | 2 +- 7 files changed, 481 insertions(+), 125 deletions(-) (limited to 'release/doc') diff --git a/release/doc/ja_JP.eucJP/early-adopter/article.sgml b/release/doc/ja_JP.eucJP/early-adopter/article.sgml index b0c005d..c9b603c 100644 --- a/release/doc/ja_JP.eucJP/early-adopter/article.sgml +++ b/release/doc/ja_JP.eucJP/early-adopter/article.sgml @@ -19,18 +19,22 @@ %release; + +X"> +X"> + ]>
- &os; 5.0-RELEASE 初期利用者のための手引き + &os; &release.current; 初期利用者のための手引き &os; リリースエンジニアリングチーム @@ -44,44 +48,56 @@ &os; リリースエンジニアリングチーム + + + この記事では、&os; &release.current; の現状を + &release.5x; 系列のリリースまたは &os; 一般に不慣れな + 利用者の立場から詳細に述べています。 + リリースエンジニアリングの背景となる事情、 + 新機能のハイライト、初期利用者が直面する可能性のある障害を記載しています。 + また、4-STABLE 開発ブランチの将来のリリース計画と + 既存のシステムをアップグレードするためのヒントをいくつか紹介しています。 + はじめに - &os; 5.0 は、2 年ぶりに公開される新しいメジャーバージョンです。 + &os; &release.5x; は、2 年ぶりに公開される新しいメジャーバージョンです。 さまざまな新機能に加えて、システムアーキテクチャレベルでの開発も 数多く反映されています。ただしこの進歩は、まだ広く試験されていない 新しいコードが非常に多く導入された結果でもあります。 - そのため、現在の 4.X リリースと比較すると、 - 5.0 は安定性や性能、場合によっては機能性などの点で劣っているかも知れません。 - - &a.re; はこのような理由から、何も考えずに古い - &os; リリースを 5.0 にアップグレードするのはおすすめしません。 - 今までどおりの動作を期待するユーザには特に、当分の間は - 4.X リリース (4.7-RELEASE や次回公開予定の - 4.8-RELEASE など) の利用をおすすめします。そのようなユーザが - 5.X へのアップグレードを考える時期としては、 + そのため、現在の &release.4x; リリースと比較すると、 + 初期の &release.5x; リリースは安定性や性能、 + 場合によっては機能性などの点で劣っているかも知れません。 + + &a.re; はこのような理由から、新しいリリースにおいて発生しうる問題を + ユーザが自覚して (そして対処する準備ができて) いない限り、 + 古い &os; リリースを &release.current; にアップグレードするのを + 明確に非推奨としています。 + 特に、今までどおりの動作を期待する慎重なユーザには、しばらくの間は + (4.8-RELEASE のような) &release.4x; リリースで運用することをおすすめします。 + &release.5x; へのアップグレードを考える時期としては、 おそらく 5-STABLE 開発ブランチが作成された後が適当でしょう。 - これは 5.1-RELEASE か 5.2-RELEASE の公開あたりになる見込みです。 + これは 5.2-RELEASE の公開あたりになる見込みです。 - (&os; 5.0 はいわゆる卵鶏問題を抱えています。 - プロジェクトでは皆が可能な限り 5.0-RELEASE - を安定で信頼性の高いものにしようと考えているのですが、 + (&os; &release.5x; はいわゆる卵鶏問題を抱えています。 + プロジェクトでは皆が可能な限りリリースを + 安定で信頼性の高いものにしようと考えているのですが、 その安定性と信頼性を得るには、広い範囲での試験、 特にシステムの新しい機能に対する試験が必要です。 しかし、たくさんのユーザにシステムを試験してもらうためには、 実際のところ最初のリリースを作成し、 配布しなければならないのです!) - この文書では、&os; 5.0-RELEASE のインストールと運用における + この文書では、&os; &release.current; のインストールと運用における いくつかの問題点について説明しています。 まず、&os; のリリース工程の概要について解説し、 - 次に &os; 5.0 の特筆すべき新機能のいくつかと、 + 次に &os; &release.current; の特筆すべき新機能のいくつかと、 不注意からユーザが陥りやすいと思われる問題について紹介します。 また、4-STABLE ベースのリリースを使い続けようと考えているユーザ向けに、 今後の 4-STABLE 開発ブランチにおける短期・中期的なプランについても触れます。 - 最後に、4.X システムを 5.0 + 最後に、&release.4x; システムを &release.current; にアップグレードする際の注意点を示します。 @@ -102,12 +118,12 @@ である程度試験された機能だけが追加されます。 現時点で活発に開発されている STABLE ブランチは 1 つだけです。 そのブランチは 4-STABLE と呼ばれており、 - &os; 4.X + &os; &release.4x; リリースはすべてこのブランチから作成されました。 このブランチは CVS リポジトリで RELENG_4 というタグが付けられています。 - &os; 5.0 は CURRENT ブランチをベースにしています。 + &os; 5.0 と 5.1 は CURRENT ブランチをベースにしています。 CURRENT ブランチからのリリースは 2 年ぶりです (前回の &os; 4.0 は 2000 年 3 月でした)。 @@ -117,29 +133,33 @@ 以前の 2 つの stable ブランチ (3-STABLE および 4-STABLE) は、 それぞれの x.0 リリースの直後 (それぞれ 3.0 と 4.0) に 作成されていました。しかしこの方法では、 - 新しい STABLE ブランチが作成されてから、 - CURRENT ブランチとその新しいブランチが安定するまでに + 新しい STABLE ブランチが作成される前に、 + CURRENT ブランチが安定する 十分な時間が確保できないという問題があります。 そのためリリースエンジニアリングチームは、 各ブランチがそのブランチの持つ性格に対して 比較的安定した状態になったことを確認してから、 CVS リポジトリに 5-STABLE ブランチを作成することを予定しています。 - おそらくブランチが作成されるまでに、5.X + おそらくブランチが作成されるまでに、&release.5x; 系列からリリース版がいくつか公開されるでしょう。 - 5-STABLE ブランチの登場は、5.1-RELEASE か 5.2-RELEASE + 5-STABLE ブランチの登場は、5.2-RELEASE の後あたりになると見込んでいます。 &os; リリースエンジニアリング工程に関する詳細は、 リリースエンジニアリングのウェブページ - および、&os; に含まれているリリースエンジニアリングという記事をご覧ください。 + および、&os; リリースエンジニアリング + という記事をご覧ください。 + きたる 5-STABLE 開発ブランチについての特記事項は + 5-STABL 開発ブランチのロードマップ + という記事をご覧ください。 新機能 - &os; 5.0 の大きな魅力の 1 つは、数多くの新機能です。 + &os; &release.5x; の大きな魅力の 1 つは、数多くの新機能です。 これらの新しい機能は、&os; 4-STABLE 開発ブランチには統合できなかった 大きなアーキテクチャレベルの変更も当然ながら含まれています (一方で新しいデバイスドライバやユーザランドユーティリティなど、 @@ -149,7 +169,8 @@ SMPng: 次世代に向けた SMP マシン対応です (開発中)。 - 現在は、カーネルにおけるマルチプロセッサの同時実行に部分的に対応しています。 + 現在は、カーネルにおけるマルチプロセッサの同時実行に部分的に対応しています。 + この作業は現在進行中です。 @@ -157,7 +178,10 @@ (Kernel Scheduled Entities; KSE) は、スケジューラアクティベーション (Scheduler Activations) の手法と同様の、 1 個のプロセスが複数のカーネルレベルスレッドを - 持てるようにするための機構です。 + 持てるようにするための機構です。この機構を利用して + マルチスレッドのユーザランドプログラムを実現するために、 + (実験的な) libkse ライブラリと + libthr ライブラリが提供されています。 @@ -168,7 +192,7 @@ GCC: コンパイラツールチェインが GCC 2.95.X ベースのものから、 - GCC 3.2.1 に更新されました。 + GCC 3.2.2 に更新されました。 @@ -190,7 +214,11 @@ UFS2: UFS2 オンディスクフォーマットが新たに追加されました。 - これは、ファイル単位での拡張属性と巨大なファイルに対応しています。 + これは、ファイル単位での拡張属性と巨大なファイルに対応しています。 + また、UFS2 は &man.newfs.8; のデフォルトのフォーマットになりました。 + pc98 を除くすべてのプラットフォームにおいて、 + &man.sysinstall.8; はデフォルトで + UFS2 のファイルシステムを作成します。 @@ -199,14 +227,14 @@ - さらに詳しい新機能のリストは、&os; 5.0 - のリリースノートに書かれています。 + さらに詳しい新機能のリストは、&os; &release.prev; と + &os; &release.current; のリリースノートに書かれています。 初期リリースを使う上での欠点 - &os; 5.0 には説明したような新機能が追加されているのですが、 + &os; &release.5x; には説明したような新機能が追加されているのですが、 問題があったり、意図どおりに動かないという部分もいくつか存在します。 これはほとんどの場合、多くの機能がまだ開発中であることに起因したものです。 次に、問題のある部分のいくつかをまとめたリストを示します。 @@ -215,7 +243,9 @@ たとえば、上の新機能リストにある SMPng や KSE など、 - 開発がまだ終わっていない機能が多くあります。 + 開発がまだ終わっていない機能が多くあります。 + これらの機能はテストと実験用途には向いているものの、 + 製品品質には達していないかもしれません。 @@ -237,6 +267,14 @@ + 利用者と保守担当者が不足しているため、 + &os; ベースシステムの一部が破綻状態に陥りました。 + これら (の使われないことの多い機能) は現在削除されています。 + 特筆すべき事例に、a.out 形式の実行ファイルの生成、 + XNS ネットワーキング対応、X-10 コントローラドライバが挙げられます。 + + + &os; 4.0 で正しく動作していた多くの ports/packages が、 &os; 5.0 では構築できなくなったり、 正しく動作しなくなったりしています。 @@ -245,8 +283,8 @@ - &os; 5.0 は CURRENT から 2 年ぶりにリリースされたものです。 - これはその多くの新機能が、一般向けに広く公開される初めての機会になります。 + &os; &release.5x; の多くの新機能が、 + 一般向けに広く公開される初めての機会になります。 カーネルは、(SMPng などの) このような新機能によって、 大きく変更されています。 @@ -263,7 +301,7 @@ &os; 5.0 は、このような -STABLE ブランチの持つ安定性を持っていません (訳注: &os; 5.0 への新機能追加は、「安定した後に統合」という -STABLE ブランチの慣習に則っていないという意味です)。 - (5-STABLE 開発ブランチは、5.1-RELEASE もしくは 5.2-RELEASE + (5-STABLE 開発ブランチは、5.2-RELEASE の後あたりに作成される予定です)。 @@ -272,14 +310,14 @@ url="http://www.FreeBSD.org/doc/en_US.ISO8859-1/books/handbook/index.html">ハンドブック と FAQ - のような文書は &os; 5.0 + のような文書は &os; &release.5x; までに加えられた最近の変更を反映していないかもしれません。 このようにシステムの安定性に影響する欠点が多くあることから、 - 5.X 系列が十分に安定するまでの間、 + &release.5x; 系列が十分に安定するまでの間、 リリースエンジニアリングチームは、 現在の機能性・安定性を重要視するサイトやユーザに対して 4-STABLE ブランチから公開されるリリース版を利用することを推奨しています。 @@ -289,25 +327,25 @@ 4-STABLE ブランチに対する今後の予定 &os; 5.0 が公開されても、4-STABLE ブランチの開発が終了するわけではありません。 - このブランチからは少なくとも 1 回、4.8-RELEASE が公開されます。 - 4.8-RELEASE の公開は、現時点では 2003 年 3 月 1 日の予定です。 - - 執筆時点では、リリースエンジニアリングチームは - 4-STABLE ブランチからの (4.8 以降の) リリースの公開について、 - はっきりとした計画を持っていません。ただし、4.9-RELEASE、あるいは - 4.10-RELEASE の公開は十分にありえます。4-STABLE ブランチからの - 将来のリリースは、いくつかの要素が絡んできます。 + 実際に、&os; 4.8-RELEASE は 5.0-RELEASE の + 2 ヵ月後の 2003 年 4 月に公開されました。 + このブランチからは、最低でももう 1 回のリリース、 + すなわち 4.9-RELEASE が公開されるでしょう + (現在は 2003 年の夏を予定しています)。 + 4.10-RELEASE が公開される可能性についても同様です。 + 4-STABLE ブランチからの将来のリリースは、いくつかの要素が絡んできます。 最も重要なのは、5-STABLE ブランチの作成と、その安定性です。 CURRENT が 5-STABLE ブランチを作成できるほどに安定していなかった場合、 リリースは 4-STABLE ブランチから作成することになるでしょう。 また 4-STABLE には、4-STABLE ブランチからの最終リリースが 告知されるまで、開発者の判断とリリースエンジニアリングの - ポリシに基づいて HEAD から新機能が統合されます。 + ポリシに基づいて HEAD から新機能が統合されます。 - ある程度ですが、リリースエンジニアリングチームは、 + ある程度ですが、リリースエンジニアリングチームは + 開発者コミュニティと同様にプロジェクト全体として、 将来の 4-STABLE リリースに対するユーザのニーズを考慮するつもりです。 ただしそのニーズは、リリースエンジニアリング作業に必要な労力・資源 - (人的資源、計算機資源、ミラーアーカイブ容量) + (特に開発者の時間、計算機資源、ミラーアーカイブ容量) に見合ったものである必要があるでしょう。 &a.security-officer; は &os; ウェブサイトの @@ -321,11 +359,11 @@ - アップグレードの際の注意点 + &os; &release.4x; からアップグレードする際の注意点 この節では現在 &os; システムを利用している方向けに、 - &os; 4.X システムを - 5.X システムにアップグレードする際の + &os; &release.4x; システムを + &release.5x; システムにアップグレードする際の 注意点について説明します。 &os; をアップグレードする場合は、アップグレードしたいバージョンの リリースノートと errata 文書を読むこと、また、 @@ -339,15 +377,18 @@ すべてをバックアップして、再フォーマット、再インストールし、 最後にバックアップを展開することでしょう。 この方法は、互換性がなかったり、古くて使えない実行ファイルや - 設定ファイルによって、新しいシステムが汚染される問題を回避することができます。 + 設定ファイルによって、新しいシステムが汚染される問題を回避することができます。 + また、新規にファイルシステムを作成することによって、 + デフォルトフォーマットである + UFS2 の新機能の恩恵を受けることができます。 現時点の &man.sysinstall.8; のバイナリアップグレード機能は、 メジャーバージョンをまたぐアップグレードに対して 十分に試験されていません。 そのため、この機能を使うことはおすすめできません。 特に、バイナリアップグレードは - &os; 4.X に存在して - &os 5.0 に存在しないファイルをシステムに数多く残します。 + &os; &release.4x; に存在して + &os; &release.5x; に存在しないファイルをシステムに数多く残します。 これらの古いファイルは何らかの問題を引き起こす可能性があります。 i386 および pc98 プラットフォームの 4-STABLE では、 @@ -372,7 +413,7 @@ カーネルではなく、通常の GENERIC カーネルが 使用できるという点があげられるでしょう。 理論的には、Microsoft Windows NT 4 インストール CDROM - が起動できるシステムなら、&os; 5.0 CDROM も動作するはずです。 + が起動できるシステムなら、&os; &release.5x; CDROM も動作するはずです。 @@ -404,8 +445,8 @@ もインストールするようになっていますので、 この変更に気づくユーザはごく一部でしょう。 - 基本的に、従来の 4.X - で使っていた実行ファイルは 5.X でも動作します。 + 基本的に、従来の &release.4x; + で使っていた実行ファイルは &release.5x; でも動作します。 ただし、これには compat4x 配布物がインストールされていることが必要です。 つまり、古い ports を使うことはおそらく可能です。 @@ -418,16 +459,43 @@ このディレクトリをリネームしておくと良いでしょう。 こうしないと、(特に C++ プログラムで) コンパイラが古いヘッダと 新しいヘッダを混ぜて使用してしまい、おかしな結果になる可能性があります。 + + MAKEDEV がもはや提供されなくなり、 + また必要なくなりました。 + FreeBSD &release.5x; は、必要に応じてデバイスノードを自動的に作成する + デバイスファイルシステムを利用しています。 + 詳細は &man.devfs.5; をご覧ください。 + + UFS2 が + &man.newfs.8; を利用して作成するファイルシステムの + デフォルトのディスクフォーマットになりました。 + また、pc98 を除くすべてのプラットフォームにおいて、 + &man.sysinstall.8; がディスクラベル作成画面で作成する + デフォルトのファイルシステムになりました。 + &os; &release.4x; は UFS1 のみを認識する (UFS2 は認識しません) ので、 + &release.5x; と &release.4x; + の両方がアクセスする必要のあるディスクパーティションは + UFS1 で作成しなければならないことに注意してください。 + これは &man.newfs.8; の オプションを利用するか + &man.sysinstall.8; のディスクラベル作成画面で指示することで + 指定することができます。 + このような状況は、単一のマシンで + &os; &release.5x; と &os; &release.4x; + の双方を起動するシステムでしばしば発生します。 + ディスクフォーマット間のファイルシステムを変換する方法は + (バックアップして、ファイルシステムを再度作成し、 + バックアップを展開する以外に) 存在しないことに注意してください。 + まとめ - &os; 5.0 には魅力的な機能がたくさん含まれています。 + &os; &release.current; には魅力的な機能がたくさん含まれています。 しかし現時点では、それがすべての皆さんの期待に応えられるものではないかも知れません。 この文書では、リリースエンジニアリングの背景と - 5.X 系列の特筆すべき新機能の一部について、 + &release.5x; 系列の特筆すべき新機能の一部について、 初期リリースを使う上でのいくつかの欠点についてとりあげました。 また、将来の 4-STABLE 開発ブランチの計画と、 初期リリースを利用する人向けのアップグレードのヒントも説明しています。 diff --git a/release/doc/ja_JP.eucJP/hardware/common/dev.sgml b/release/doc/ja_JP.eucJP/hardware/common/dev.sgml index d023b0f6..06dda37 100644 --- a/release/doc/ja_JP.eucJP/hardware/common/dev.sgml +++ b/release/doc/ja_JP.eucJP/hardware/common/dev.sgml @@ -29,7 +29,7 @@ build. $FreeBSD$ - Original revision: 1.143 + Original revision: 1.155 --> @@ -94,7 +94,10 @@ Promise Fasttrak-33, -66, -100, -100 TX2/TX4, -133 TX2/TX2000 - Promise Ultra-33, -66, -100, -133 TX2/TX2000 + Promise SATA150 TX2/TX4 シリアル ATA/150 + + + Promise Ultra-33, -66, -100, -133 TX2/TX2000/TX4000 ServerWorks ROSB4 ATA33 @@ -842,10 +845,12 @@ - LSI Logic Fusion/MP + IBM / Adaptec ServeRAID シリーズ (ips ドライバ) + + LSI Logic Fusion/MP architecture Fiber Channel controllers (mpt ドライバ) - + LSI FC909, FC929 @@ -1602,16 +1607,19 @@ Billionton USB100, USB100LP, USB100EL, USBE100 - Corega Ether FEther USB-TX, FEther USB-TXS + Corega Ether FEther USB-T, FEther USB-TX, FEther USB-TXS D-Link DSB-650, DSB-650TX, DSB-650TX-PNA + Elecom LD-USBL/TX + + Elsa Microlink USB2Ethernet - I/O Data USB ETTX + I-O Data USB ETTX Kingston KNU101TX @@ -1620,7 +1628,10 @@ LinkSys USB10T, USB10TA, USB10TX, USB100TX, USB100H1 - Melco Inc. LUA-TX, LUA2-TX + Melco LUA-TX, LUA2-TX + + + Planex UE-200TX Siemens Speedstream @@ -1700,6 +1711,19 @@ + RealTek RTL8150 ベースの USB Ethernet NIC + (&man.rue.4; ドライバ) + + + + GREEN HOUSE GH-USB100B + + + Melco LUA-KTX + + + + ASIX Electronics AX88172 ベースの USB Ethernet NIC (&man.axe.4; ドライバ) @@ -1877,7 +1901,7 @@ Intel Pro/100 S デスクトップ、サーバ、デュアルポートサーバアダプタ - + 多くの Intel 製マザーボードに内蔵されている Ethernet NIC @@ -1980,16 +2004,16 @@ 3C575TX/575B/XFE575BT/575C/656/656B/656C (Cardbus) - + Dell Optiplex GX1 内蔵の 3C918 - + Dell On-board 3C920 - + Dell Precision 内蔵の 3C905B - + Dell Latitude ラップトップドッキングステーションに内蔵されている 3C905-TX @@ -2138,12 +2162,12 @@ SysKonnect SK-9D21 および 9D41 - + DELL PowerEdge 2550 サーバに内蔵されている Gigabit Ethernet NIC - - IBM x235 server に内蔵されている gigabit Ethernet NIC + + IBM x235 server に内蔵されている Gigabit Ethernet NIC @@ -2644,73 +2668,76 @@ - PCI ベースのマルチポートシリアルボード (&man.puc.4; + PCI ベースのマルチポートシリアルボード (&man.puc.4; ドライバ) - + Actiontech 56K PCI - + Avlab Technology, PCI IO 2S および PCI IO 4S - + Comtrol RocketPort 550 - + Decision Computers PCCOM 4-port シリアルおよびデュアルポート RS232/422/485 - + + Diva Serial (GSP) マルチポート UART (開発ブランチでのみ対応しています。) + + Dolphin Peripherals 4025/4035/4036 - + IC Book Labs Dreadnought 16x Lite および Pro - + Lava Computers 2SP-PCI/DSerial-PCI/Quattro-PCI/Octopus-550 - + Middle Digital, Weasle シリアルポート - + Moxa Industio CP-114, Smartio C104H-PCI および C168H/PCI - + NEC PK-UG-X001 および PK-UG-X008 - + Netmos NM9835 PCI-2S-550 - + Oxford Semiconductor OX16PCI954 PCI UART - + Syba Tech SD-LAB PCI-4S2P-550-ECP - + SIIG Cyber I/O PCI 16C550/16C650/16C850 - + SIIG Cyber 2P1S PCI 16C550/16C650/16C850 - + SIIG Cyber 2S1P PCI 16C550/16C650/16C850 - + SIIG Cyber 4S PCI 16C550/16C650/16C850 - + SIIG Cyber Serial (シングルおよびデュアル) PCI 16C550/16C650/16C850 - + Syba Tech Ltd. PCI-4S2P-550-ECP - + Titan PCI-200H および PCI-800H - + US Robotics (3Com) 3CP5609 モデム - + VScom PCI-400 および PCI-800 @@ -3025,7 +3052,7 @@ linkend="bluetooth">Bluetooth の節にまとめられています。 - ホストコントローラ + ホストコントローラ (&man.ohci.4; および &man.uhci.4; ドライバ) @@ -3067,7 +3094,7 @@ VIA 83C572 USB - + UHCI もしくは OHCI を搭載したマザーボードチップセット (現時点で使えないものは報告されていません) @@ -3091,7 +3118,7 @@ EHCI インタフェースを使った - USB 2.0 コントローラ (ehci ドライバ) + USB 2.0 コントローラ (&man.ehci.4; ドライバ) ハブ @@ -3152,6 +3179,9 @@ Metricom Ricochet GS USB 無線モデム + + Yamaha ブロードバンド無線ルータ RTW65b + マウス (&man.ums.4; ドライバ) @@ -3253,24 +3283,145 @@ ストレージデバイス (&man.umass.4; ドライバ) - + + ADTEC ステックドライブ AD-UST32M, 64M, 128M, 256M + + + デンノー FireWire/USB2 + 2.5 インチリムーバブル HDD ケースMIFU-25CB20 + + + FujiFilm Zip USB Drive ZDR100 USB A + + + GREEN HOUSE USB フラッシュメモリ PicoDrive + GH-UFD32M, 64M, 128M + + + IBM 32MB USB メモリキー (P/N 22P5296) + + + IBM ThinkPad USB ポータブル CD-ROM ドライブ (P/N 33L5151) + + + I-O DATA USB 6 倍速 CD-RW ドライブ CDRW-i64/USB (CDROM 機能のみ動作) + + + I-O DATA USB CD/CD-R/CD-RW/DVD-R/DVD-RW/DVD-RAM/DVD-ROM ドライブ DVR-iUH2 + (CDROM, DVD-RAM 機能のみ動作) + + Iomega USB Zip 100Mb (ただし基本的な対応のみ) - + + Iomega Zip750 USB2.0 ドライブ + + + 恵安 USB1.1/2.0 対応 3.5 インチ HDD ケース KU350A + + + 玄人志向 USB 2.5 インチ HDD ケース GAWAP2.5PS-USB2.0 + + + Logitec USB1.1/2.0 HDD ユニット SHD-E60U2 + + + Logitec Mobile USB Memory LMC-256UD + + + Logitec 2 倍速 USB フロッピドライブ LFD-31U2 + + + Logitec USB/IEEE1394 DVD-RAM/R/RW ユニット LDR-N21FU2 (CDROM 機能のみ動作) + + Matshita CF-VFDU03 フロッピドライブ - + + Melco USB2.0 MO ドライブ MO-CH640U2 + + + Melco USB/IEEE1394 ポータブル HD ドライブ HDP-i30P/CI, HDP-i40P/CI + + + Melco USB フラッシュディスク PetitDrive, + RUF-32M, -64M, -128M, -256M + + + Melco USB2.0 フラッシュディスク PetitDrive2, + RUF-256M/U2, -512M/U2 + + + Melco USB フラッシュディスク ClipDrive, + RUF-C32M, -C64M, -C128M, -C256M, -C512M + + Microtech USB-SCSI-HD 50 USB to SCSI ケーブル - + + NOVAC USB2.0 2.5/3.5 インチ HDD ケース NV-HD351U + + Panasonic フロッピドライブ - + + Panasonic USB2.0 ポータブル CD-RW ドライブ KXL-RW40AN (CDROM 機能のみ動作) + + + RATOC Systems USB2.0 リムーバブル HDD ケース U2-MDK1, U2-MDK1B + + + Sony ポータブル CD-R/RW ドライブ CRX10U (CDROM 機能のみ動作) + + + TEAC ポータブル USB CD-ROM ユニット CD-110PU/210PU + + Y-E Data フロッピドライブ (720/1.44/2.88Mb) + オーディオデバイス (uaudio ドライバ) + + + Audio-Technica USB デジタルヘッドホン ATC-HA4USB + + + + Ergo Systems AUDIOTRAK OPTOPlay USB + + + + KENWOOD MD パーソナルステレオシステム MDX-G7 + + + + KENWOOD/SOTEC VH-7PC + + + + I-O DATA Analog to Digital USB オーディオアダプタ DAVOX + + + + ONKYO PC スピーカ GX-R5U(W) + + + + ONKYO USB デジタルオーディオプロセッサ SE-U55X(S) + + + + Roland UA-5 USB オーディオインタフェース Audio Capture + + + + Sony PC アクティブスピーカシステム SRS-T100PC + + + + Handspring Visor および、その他の PalmOS デバイス (&man.uvisor.4; ドライバ) @@ -3412,16 +3563,27 @@ フロッピドライブ (&man.fdc.4; ドライバ) Genius および Mustek ハンドスキャナ GPB および Transputer ドライバ + + VGA 互換ビデオカード + (&man.vga.4; ドライバ) + + + 特定のビデオカードについての情報と + XFree86 との互換性は をご覧ください。 + + + キーボード - AT スタイルキーボード + AT スタイルキーボード (&man.atkbd.4; ドライバ) - PS/2 キーボード + PS/2 キーボード (&man.atkbd.4; ドライバ) - Standard keyboards + 標準キーボード USB キーボード (個々の製品については @@ -3430,22 +3592,31 @@ Loran-C レシーバ (Dave Mills 実験用ハードウェア, loran ドライバ). - マウス + ポインティングデバイス - バスマウス (&man.mse.4; ドライバ) + バスマウスおよびその互換デバイス (&man.mse.4; ドライバ) - PS/2 マウス (&man.psm.4; ドライバ) + PS/2 マウスおよびラップトップのポインティングデバイスを含む + その互換デバイス (&man.psm.4; ドライバ) - シリアルマウス + シリアルマウスおよびその互換デバイス USB マウス (個々の製品については USB デバイスの節に書かれています) + + + &os; でポインティングデバイスを利用する際の詳しい情報は + マニュアルページ &man.moused.8; に記載されています。 + XFree86 で利用する際の情報は + をご覧ください。 + + PC 標準 のパラレルポート @@ -3473,8 +3644,6 @@ - X-10 電源コントローラ (&man.tw.4; ドライバ) - Virtual Computers 製 HOT1 と互換性のある Xilinx XC6200 ベースの再構成可能ハードウェアカード (xrpu ドライバ). diff --git a/release/doc/ja_JP.eucJP/hardware/common/intro.sgml b/release/doc/ja_JP.eucJP/hardware/common/intro.sgml index a1ae110..aaee6dc 100644 --- a/release/doc/ja_JP.eucJP/hardware/common/intro.sgml +++ b/release/doc/ja_JP.eucJP/hardware/common/intro.sgml @@ -1,6 +1,6 @@ @@ -19,4 +19,9 @@ 他のアーキテクチャ用のハードウェア互換ノートとは、 細部が異なる可能性があります。 + + &os;/&arch; についての詳細は + &os;/&arch; + プロジェクトページをご覧ください。 + diff --git a/release/doc/ja_JP.eucJP/hardware/i386/proc-i386.sgml b/release/doc/ja_JP.eucJP/hardware/i386/proc-i386.sgml index 6a8ffe1..04f1677 100644 --- a/release/doc/ja_JP.eucJP/hardware/i386/proc-i386.sgml +++ b/release/doc/ja_JP.eucJP/hardware/i386/proc-i386.sgml @@ -1,6 +1,6 @@ 対応プロセッサおよびマザーボード @@ -65,4 +65,35 @@ 必要だったりすることが多いようです。 動作がおかしい場合は、&a.mobile; のアーカイブを検索すると良いでしょう。 + + 最近のラップトップの大部分は (多くのデスクトップも同様に) + ACPI (Advanced Configuration and Power Management) を使用しています。 + &os; は、マニュアルページ &man.acpi.4; に記載されているように + Intel 由来のコンポーネントアーキテクチャ参照実装を利用して、 + ACPI に対応しています。 + 特定のマシンでは、ACPI を利用したがために不安定化する場合があり、 + ACPI ドライバを無効にする必要があるかもしれません + (通常、ドライバはカーネルモジュールとして読み込まれます)。 + 無効にするには /boot/device.hints に + 次の行を追加します。 + + hint.acpi.0.disabled="1" + + ACPI に起因する問題をデバッグするユーザには + ACPI の機能の一部を無効にすることが役に立つかもしれません。 + マニュアルページ &man.acpi.4; には loader 変数を介して + 振舞いをどのように制御するかについての情報が記載されています。 + + ACPI は各マシンの BIOS が提供する + DSDT (Differentiated System Descriptor Table) に依存しています。 + いくつかのマシンでは DSDT 自体が悪影響を及ぼしたり不十分であるため、 + その結果 ACPI が正常に機能するのが妨げられてしまいます。 + ACPI4Linux + プロジェクトのウェブサイトの + DSDT + セクションに代替 DSDT が見つかるでしょう。 + &os; はこの DSDT を利用して + BIOS が提供する DSDT を上書きすることができます。 + 詳細はマニュアルページ &man.acpi.4; をご覧ください。 + diff --git a/release/doc/ja_JP.eucJP/hardware/ia64/article.sgml b/release/doc/ja_JP.eucJP/hardware/ia64/article.sgml index 1b6f766..04d30ca 100644 --- a/release/doc/ja_JP.eucJP/hardware/ia64/article.sgml +++ b/release/doc/ja_JP.eucJP/hardware/ia64/article.sgml @@ -1,6 +1,6 @@ - この文書はまだ準備中で、未完成です。 - 実情を正確に反映していないかもしれません。 + これはまだ準備中の文書です。 + 未完成であるため、内容を追記する必要があります。 + &os; で動作する + &arch.print; プロセッサ、マザーボード、デバイスについての情報を + &a.ia64; へ送ってください! §.intro; diff --git a/release/doc/ja_JP.eucJP/hardware/ia64/proc-ia64.sgml b/release/doc/ja_JP.eucJP/hardware/ia64/proc-ia64.sgml index 9257f5d..3d079b6 100644 --- a/release/doc/ja_JP.eucJP/hardware/ia64/proc-ia64.sgml +++ b/release/doc/ja_JP.eucJP/hardware/ia64/proc-ia64.sgml @@ -1,9 +1,89 @@ 対応プロセッサおよびマザーボード - 準備中 + 現在対応しているプロセッサは + Itanium + と Itanium 2 です。 + + 対応しているチップセットは以下のとおりです。 + + + HP zx1 (開発ブランチでのみ対応しています。 + Perforce レポジトリ + をご覧ください。) + + + HP i2000 + + + Intel 460GX + + + Intel E8870 + + + + ユニプロセッサ (UP) および対称型マルチプロセッサ (SMP) + の両方の構成が活発に開発中です。 + 現時点では、SMP を有効にしたシステムはやや安定性に劣ると考えられています。 + 現在は UP の修正を行って安定性の向上を + 優先する方向で開発が進められています。 + + + 対応しているデバイスの概観 + + この節には、&os;/&arch; がどのデバイスに + 対応するか (そして対応しないか) ついての情報が記載されています。 + + 内蔵の &man.ata.4; コントローラを除き、 + ほとんどの PC チップセットはうまく動作するはずです。 + つまるところ、&arch; 互換の + ATA コントローラはすべて完全に対応するでしょう。 + さまざまなディスクコントローラとその現状は次の節をご覧ください。 + + 一般に、&man.sio.4; ドライバが対応している + PC に標準で搭載されている シリアルポートは + Intel レガシマシンで動作するでしょうが、 + PA レガシマシンでは動作しないでしょう。 + HP マシンのすべてのデバイスは memory-mapped I/O を使用しており、 + PCI 以外のISA デバイスには + 対応していないのがその理由です。 + + &man.sio.4; デバイスに加え、 + 以下のデバイスは ISA バスに固有の仮定を行っているため、 + 非 Intel レガシマシンでは動作しません + (が Intel レガシマシンでは動作するはずです)。 + + + + + + &man.sio.4; + memory-mapped I/O に対応していません。 + + + + &man.syscons.4; + BIOS、VGA などが検出できることを想定しています。 + + + + &man.pcm.4; + MSS (Microsoft Sound System) 用の + ISA I/O ポートを検出してしまいます + (ああ、うんざり…)。 + + + + &man.atkbd.4;, &man.psm.4; + 固定された ISA I/O ポートの位置を想定しています。 + + + + + diff --git a/release/doc/ja_JP.eucJP/share/sgml/release.dsl b/release/doc/ja_JP.eucJP/share/sgml/release.dsl index 6202c37..78a1425 100644 --- a/release/doc/ja_JP.eucJP/share/sgml/release.dsl +++ b/release/doc/ja_JP.eucJP/share/sgml/release.dsl @@ -1,5 +1,5 @@ - + -- cgit v1.1