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-rw-r--r-- | share/doc/ja_JP.EUC/handbook/porting.sgml | 63 |
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diff --git a/share/doc/ja_JP.EUC/handbook/porting.sgml b/share/doc/ja_JP.EUC/handbook/porting.sgml index aafdc0e..270ae3a 100644 --- a/share/doc/ja_JP.EUC/handbook/porting.sgml +++ b/share/doc/ja_JP.EUC/handbook/porting.sgml @@ -1,6 +1,6 @@ -<!-- $Id: porting.sgml,v 1.2 1996/12/02 13:49:26 max Exp $ --> +<!-- $Id: porting.sgml,v 1.3 1996/12/02 14:21:34 max Exp $ --> <!-- The FreeBSD Japanese Documentation Project --> -<!-- Original revision: 1.44 --> +<!-- Original revision: 1.48 --> <sect1><heading>フリーソフトウェアの移植<label id="porting"></heading> @@ -115,9 +115,12 @@ Portsコレクションについてのさらに細かい内部の働きについては, そちらのファイルを 2.0.5-RELEASE: 199504 2.2-current (2.1以前): 199508 2.1.0-RELEASE: 199511 -2.2-current (2.1.5以降): 199512 +2.2-current (2.1.5以前): 199512 2.1.5-RELEASE: 199607 -2.2-current (1996年7月12日現在): 199608 (リリースが出る毎に変わります) +2.2-current (2.1.6以前): 199608 +2.1.6-RELEASE: 199612 +2.2-RELEASE: 199701 +3.0-current (1997年2月現在) 199702 (リリースが出る毎に変わります) </verb></tscreen> 見ての通り, これは年・月というフォーマットになっています. @@ -850,6 +853,13 @@ FETCH_DEPENDS= ncftp2:${PORTSDIR}/net/ncftp2 れないようにしますが, オリジナルのソースファイルとpackage はFTPでは取れるようにしておきます. + <item>もしも, 生成される package が個々のサイトで独自に構築さ + れる必要があったり, ライセンスによって生成されるバイナリが + 配布できない場合には, <tt>NO_PACKAGE</tt> 変数を設定してくだ + さい. そのような package が FTP サイトに置かれたり, リリース + 時の CDROM へ入らないようにします. ただし, いずれの場合も + distfile は(FTP や CDROM に)含まれるようになります. + <item>Portが, 使用者によっては法律上の問題が生じる時 (暗号化ソフ トウェアなど), または「商用利用を禁ずる」とライセンスに書い てある場合には<tt>RESTRICTED</tt>という変数にその理由を入れ @@ -970,6 +980,34 @@ MAN8= baz.8 たものです. どのようにこれらを使用するかは以下の例を見てください. <sect3> + <heading>INSTALL package スクリプト<heading> + バイナリパッケージが pkg_add でインストールされるときに, 実行 + される必要があるコマンドがあれば, pkg/INSTALL スクリプトを使っ + て実行することができます. このスクリプトは自動的に package + に加えられ, pkg_add によって2度実行されます. はじめは + `<tt>INSTALL ${PKGNAME} PRE-INSTALL</tt>' と実行され, 2度目 + には, '`<tt>INSTALL ${PKGNAME} POST-INSTALL</tt>' と実行され + ます. どちらのモードで実行されているかは, `<tt>$2</tt>' + を調べることによってわかります. + 環境変数 `<tt>PKG_PREFIX</tt>' には package がインストールさ + れる directory が設定されます. 詳細は man + <tt>pkg_add(1)</tt> を見てください. + 注意すべきことは, port を `<tt>make install</tt>' で + インストールするときには, このスクリプトは自動的に実行されな + いということです. もし, 実行される必要があるならば, port の + Makefile で明示的に呼ぶ必要があります. + + <sect3> + <heading>REQ package スクリプト<heading> + <p>パッケージが(インストールされるシステムの状態によって) + インストールされるべきか, されないべきか区別する必要があると + きには, 「要件(requirements)」スクリプト pkg/REQ を作ること + ができます. これは, インストール及びデインストール + (package の削除)の時に自動的に実行され, それらが処理されるべ + きかを決定します. 詳細は, man <tt>pkg_create(1)</tt> と man + <tt>pkg_add(1)</tt> を見てください. + + <sect3> <heading>付加的ドキュメント</heading> <p>普通のマニュアルやinfoファイルのほかにユーザにとって有用だ @@ -992,7 +1030,7 @@ MAN8= baz.8 <tscreen><verb> post-install: .if !defined(NOPORTDOCS) - mkdir -p ${PREFIX}/share/doc/xv + ${MKDIR} -p ${PREFIX}/share/doc/xv ${INSTALL_DATA} ${WRKSRC}/docs/xvdocs.ps ${PREFIX}/share/doc/xv .endif </verb></tscreen> @@ -1002,6 +1040,13 @@ MAN8= baz.8 変数を読む方法は今のところ存在しませんので, <tt>NOPORTDOCS</tt>については気にしないでください.) + <p>(Packageの)インストールを行っているユーザに対してメッセージ + を表示したい場合には, そのメッセージを <tt>pkg/DISPLAY</tt> + に置くこともできます. この機能は, pkg_add したあとの + 追加のインストール手順や, ライセンス情報を表示するのに便利で + す. (注意: DISPLAY ファイルは pkg/PLIST に加える必要はありま + せん. + <sect3> <heading>DIST_SUBDIR</heading> @@ -1116,7 +1161,7 @@ MAN8= baz.8 ないコマンド), `<tt>sbin</tt>' に管理者用のコマンド, `<tt>info</tt>' に GNU Info 用のドキュメント, そして `<tt>share</tt>' にアーキテクチャに依存しないファイルが入り - ます. 詳細については<tt>hier(7)</tt>を見てくださ + ます. 詳細については man <tt>hier(7)</tt> を見てくださ い. <tt>/usr</tt>の構成方針はほとんどそのまま <tt>/usr/local</tt>にもあてはまります. @@ -1183,12 +1228,14 @@ lib/libtcl.so.7.3 [Port自体, およびオリジナルのソースを取ってくるところを記述する部分. 最初は必ずDISTNAME, そして必要ならPKGNAME, CATEGORIES, 続いて - MASTER_SITES, そして必要ならEXTRACT_SUFXかDISTFILESが続きます] + MASTER_SITESがおかれ, さらに MASTER_SITE_SUBDIR がおかれることもあり + ます. そのあと, EXTRACT_SUFX か DISTFILES を指定することも可能です] DISTNAME= xdvi PKGNAME= xdvi-pl18 CATEGORIES= print [最後のスラッシュを忘れないように ("/")!] - MASTER_SITES= ftp://crl.dec.com/pub/X11/contrib/applications/ + MASTER_SITES= ${MASTER_SITE_XCONTRIB} + MASTER_SITE_SUBDIR= applications [ソースファイルが標準の ".tar.gz" 形式でない時にこれを使いましょう] EXTRACT_SUFX= .tar.Z |