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author | hrs <hrs@FreeBSD.org> | 2003-05-28 21:01:34 +0000 |
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committer | hrs <hrs@FreeBSD.org> | 2003-05-28 21:01:34 +0000 |
commit | d61d7c3e89202405d2952994cd4d51dc3f5250b4 (patch) | |
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開発ブランチの &os; ベースシステムに対する最近の 変更点の概要が含まれています。 ]]> - カーネルとユーザーランド双方の変更点が列挙されているのに加え、 - 前のリリース以降に発行されたセキュリティ勧告のうちあてはまる - ものも含まれています。 + &os; カーネルおよびユーザーランドにおける変更点、 + 前のリリース以降に発行されたセキュリティ勧告が書かれています。 また、アップグレードの際の注意点も載せてあります。</para> </abstract> </articleinfo> @@ -42,11 +41,10 @@ <sect1 id="intro"> <title>はじめに</title> - <para>この文書は &arch.print; ハードウェアプラットフォームの - &os; &release.current; 向けのリリースノートです。 - &os; に最近追加、変更、削除された機能について解説しています。 - また、&os; の前のバージョンからのアップグレードについても言及して - います。</para> + <para>この文書は &arch.print; ハードウェアプラットフォーム用 + &os; &release.current; のリリースノートです。 + これは &os; に最近追加、変更、削除された機能について解説したものであり、 + &os; の前のバージョンからのアップグレードについても言及しています。</para> <![ %release.type.snapshot [ @@ -73,6 +71,26 @@ を参照してください。</para> ]]> + + <para>&os; &release.type; の &release.branch; + 系列をはじめて利用するユーザは、まず <quote>&os; + &release.current; 初期利用者の手引き</quote> をご覧ください。 + この文書は (&os; 配布ファイルの一部として、 + もしくは &os; ウェブサイト上の) + リリースノートと同じ場所に置かれており、 + &os; 4-STABLE + 開発ブランチをベースにしたリリースと比較して、 + &os; &release.current; + を利用する際の利点と欠点について重要な情報が書かれています。</para> + + <para>&os; をインストールする前に、必ずそのリリースの + errata 文書をお読みください。 + errata 文書には、リリース工程の最後やリリース後に判明した + <quote>最新の</quote> 情報が書かれています。 + 通常これに含まれているのは、既知のバグ、セキュリティ勧告、 + 文書の訂正です。&os; &release.current; + の最新版 errata 文書は、&os; ウェブサイトから入手できます。</para> + </sect1> <sect1 id="new"> @@ -94,11 +112,16 @@ ]]> </para> - <para>リリースノート項目の多くは、新しいドライバやハードウェア対応、 + <para>リリースノートには、 + &release.prev.historic; 以降に出されたセキュリティ勧告、 + 新しいドライバやハードウェア対応、 新しいコマンドやオプション、重要なバグフィックスや寄贈ソフトウェア - のアップグレードなどについてのものです。 - &release.prev.historic; 以降に出されたセキュリティ勧告のうち、 - リリースに影響するものについても掲載しています。</para> + のアップグレード、 + ports/packages やリリースエンジニアリング工程に関する大きな変更点が + 書かれています。リリースノートには、リリース間に加えられた + &os; の全変更点が書かれているわけではありません。 + 記載されている情報は、セキュリティ勧告、ユーザに影響のある変更、 + 既存の構造に対する大きな改良点が中心としたものです。</para> <para>&os; に加えられた変更点のうち、 スペースの都合上ここに書かれていないものも多数存在します。 @@ -167,12 +190,7 @@ <literal>NODEVFS</literal> オプションは、 指定可能なカーネル設定オプションから削除されています。</para> - <para arch="i386,pc98">DRM カーネルモジュールが、 - DRI CVS リポジトリのスナップショットのものに更新されました。 - これは XFree86 4.3.0 に含まれているものとほぼ同一のものですが、 - いくつかのバグ修正も追加で含まれています。</para> - - <para arch="i386,ia64,pc98">ehci ドライバが追加されました。 + <para arch="i386,ia64,pc98">&man.ehci.4; ドライバが追加されました。 これは USB 2.0 コントローラで使われている USB Enhanced Host Controller Interface に対応しています。</para> @@ -198,6 +216,14 @@ してはいけない、ということを仮想メモリシステムに伝えるものです。 その時のプロセスは、スーパユーザが所有するものである必要があります。</para> + <para arch="i386,pc98"> + (X-10 ホームコントロール製品で使われている) TW-523 + 電源インタフェース用の tw ドライバが削除されました。 + これは現在動作しておらず、&release.branch; + で動作させるには大幅な変更が必要です。 + xten および xtend という、 + ユーザランドの制御プログラムも削除されています。</para> + <!-- Above this line, sort kernel changes by manpage/keyword--> <para>SMP における性能向上が期待できる、 @@ -277,7 +303,8 @@ メディアからの起動に対応しました。 &merged;</para> - <para>(以前、&os; 4.X のモジュールが置かれるデフォルトのディレクトリだった) + <para>(以前、&os; 4.<replaceable>X</replaceable> + のモジュールが置かれるデフォルトのディレクトリだった) <filename>/modules</filename> ディレクトリが、 デフォルトで <varname>kern.module_path</varname> に含まれなくなりました。 @@ -286,7 +313,8 @@ に置かれなければならなくなっています。 <note> - <para>&os; 4.X 用に設計されたモジュールはパニックをを引き起こしやすいため、 + <para>&os; 4.<replaceable>X</replaceable> + 用に設計されたモジュールはパニックをを引き起こしやすいため、 利用する場合は十分注意してください。</para> </note> </para> @@ -311,12 +339,17 @@ <para>cm ドライバが IPX に対応しました。 &merged;</para> + <para arch="i386,pc98">&man.rue.4; ネットワークドライバが追加されました。 + これは RealTek RTL8150 USB to Fast Ethernet + コントローラチップをベースにした Ethernet アダプタに対応しています。</para> + <para arch="i386">&man.sbsh.4; ドライバが追加されました。 これは Granch SBNI16 SHDSL モデムに対応しています。 &merged;</para> <para>802.11 リンク層に対応した wlan モジュールが新しく追加されました。 - 現在、&man.wi.4; ドライバがこの機能を利用しています。</para> + 現在、&man.wi.4; ドライバ、&man.an.4; + ドライバがこの機能を利用しています。</para> <para arch="i386,alpha,pc98,sparc64">インタフェースの設定時にカーネルパニック (や他の問題) @@ -403,6 +436,36 @@ SiS チップセットすべてに対応しました (詳細はハードウェアノートをご覧ください)。</para> + <para>&man.ata.4; ドライバが Promise + SATA150、TX2、TX4 Serial ATA/150 + コントローラに対応しました。</para> + + <para>&man.ata.4; ドライバがシャットダウン時に + デバイスをフラッシュするようになりました。 + コンソールにフラッシュに対応していないデバイスから、 + フラッシュに失敗したというメッセージが表示されるかも知れませんが、 + それはこの変更によるものです。</para> + + <para>CAM レイヤが + 2<superscript>32</superscript> + 個以上のブロックを持つデバイスに対応しました + (1 ブロック 512 バイトとすると、これは 2TB + より大きいデバイスに対応したことに相当します)。 + + <note> + <para>この変更前後でアップグレードする場合は、 + &man.pass.4; もしくは &man.xpt.4; + デバイスを利用するユーザランドアプリケーションをすべて + 再構築しなければならないことに注意してください。 + たとえば、ベースシステムに含まれる &man.camcontrol.8;、 + port に含まれる + <filename role="port">sysutils/cdrtools</filename> や + <filename role="port">multimedia/xmms</filename> + がそれらに該当します。</para> + </note> + + </para> + <para>&man.cd.4; に数多くの変更が加えられました。 ユーザに影響がある主なものとして、 ATAPI/USB/Firewire CDROM ドライブとの互換性向上があります。</para> @@ -411,6 +474,12 @@ <literal>NO_GEOM</literal> オプションは、 指定可能なカーネル設定オプションから削除されています。</para> + <para>&man.iir.4; ドライバが更新されました。 + この更新で、インストール時にディスクの検出ができないという問題が解決しています。</para> + + <para arch="i386">IBM (現在は Adaptec) の ServeRAID + シリーズに対応した ips ドライバが追加されました。</para> + <para>&man.mly.4; ドライバにあった、 ハングアップするバグが修正されました。</para> @@ -479,6 +548,17 @@ <para>&man.adduser.8; が、シェルの特殊文字を含むパスワードを 正しく処理できるようになりました。</para> + <para>従来のディスクラベルユーティリティに代わって、 + &man.bsdlabel.8; ユーティリティが導入されました。 + これは従来のものと同様、ディスクパーティションにある + BSD ラベルのインストールや表示、変更を行なったり、 + ブートストラップコードのインストールを行なうことができます。 + disklabel ユーティリティと比べて、使われなくなったオプションや + パラメータの多くが削除された点が異なります。 + &man.bsdlabel.8; には新しく <option>-m</option> + オプションが追加されており、指定したマシンアーキテクチャに適したレイアウトを + 使用できるようになっています。</para> + <para>&man.adduser.8; に、ユーザのデフォルトログイングループを設定する <option>-g</option> オプションが追加されました。</para> @@ -506,16 +586,9 @@ これは、ディスクデバイスの情報の表示と、 ネイティブな性能試験を行なうためのものです。</para> - <para>&man.disklabel.8; から、 - <option>-N</option> フラグと <option>-W</option> - フラグが削除されました。</para> - - <para>&man.disklabel.8; は、それが必要なアーキテクチャ - (i386, pc98, alpha, ia64) のみで構築されるようになりました。</para> - - <para>i386 ブートローダが一つのファイルに統合されたため、 - &man.disklabel.8; の <option>-s</option> - オプションが削除されました。</para> + <para>disklabel ユーティリティが &man.bsdlabel.8; に置き換えられました。 + alpha、i386、pc98 プラットフォームでは、disklabel ユーティリティは + &man.bsdlabel.8; へのリンクになっています。</para> <para>&man.dump.8; に、ディスクブロックをキャッシュする <option>-C</option> オプションが追加されました。 @@ -603,7 +676,11 @@ sysctl 変数と組み合わせて使うことを想定しています。</para> <para>&man.devfs.5; が必須となったため、 - 必要がなくなった MAKEDEV スクリプトは削除されました。</para> + 必要がなくなった <filename>MAKEDEV</filename> + スクリプトは削除されました。</para> + + <para>&man.mergemaster.8; に、置き換えられたファイルの内容を保存する + <option>-P</option> オプションが追加されました。</para> <para>&man.mixer.8; に、相対値を使ったボリューム調整が実装されました。</para> @@ -632,16 +709,50 @@ これは、それぞれ IPv4 と IPv6 による NFS マウントを禁止します。</para> <para>&man.newfs.8; は、<option>-O1</option> - を使って UFS1 が指定されていない限り、デフォルトで UFS2 + オプションを使って UFS1 が指定されていない限り、デフォルトで UFS2 ファイルシステムを作成するようになりました。</para> - <para>&man.newsyslog.8; に、エントリの圧縮処理の開始前に、 - 前回開始した圧縮処理を強制終了させる - <literal>W</literal> フラグ (エントリのグループの場合は - <literal>G</literal> フラグ) が追加されました。 - この機能は、大きいファイルを同時に圧縮する処理でシステムが過負荷に - なるのを避けるためのものです。 - &merged;</para> + <para>&man.newsyslog.8; に、多くの新機能が追加されました。 + + <itemizedlist> + <listitem><para>エントリの圧縮処理の開始前に、 + 前回開始した圧縮処理を強制終了させる + <literal>W</literal> フラグ (エントリのグループの場合は + <literal>G</literal> フラグ) が追加されました。 + この機能は、大きいファイルを同時に圧縮する処理でシステムが過負荷に + なるのを避けるためのものです。 + &merged;</para> + </listitem> + + <listitem> + <para>ローテーションを指定し、 + 設定ファイルに何も指定しなかった場合に使われる + <quote>デフォルトのローテート動作</quote> + が指定できるようになりました。 + &merged;</para> + </listitem> + + <listitem> + <para>ファイルをローテートする時にシグナルを送らないようにする + <option>-s</option> コマンドラインフラグが追加されました。 + &merged;</para> + </listitem> + + <listitem> + <para>ファイルをローテートする時に、シグナルを送る必要がないことを示す + <literal>N</literal> 設定ファイルフラグが追加されました。 + &merged;</para> + </listitem> + + <listitem> + <para>ファイルをローテートする時に、(プロセス単体ではなく) + プロセスグループにシグナルを送ることを指定する + <literal>U</literal> 設定ファイルフラグが追加されました。 + &merged;</para> + </listitem> + </itemizedlist> + + </para> <para>&man.nsdispatch.3; はスレッドセーフになり、 Name Service Switch (NSS) モジュールに対応しました。 @@ -676,12 +787,24 @@ これは、主に <application>Samba</application> サービスの管理を容易にするための変更です。&merged;</para> + <para>&man.pwd.mkdb.8; で生成される + <filename>/etc/pwd.db</filename> および + <filename>/etc/spwd.db</filename> パスワードデータベースの構造が、 + バイトオーダに依存しない形に変更されました。 + 前処理されたこれらのパスワードデータベースは、 + 異なるアーキテクチャ間で移動させて利用することが可能になっています。 + 古いバイナリとの互換性を保つため、 + ファイルのエントリにはバージョン番号が含まれています。</para> + <para>&man.rand.3; の、乱数列が <literal>0</literal> になってしまう可能性があったバグが修正されました (ただし &man.rand.3; は、依然として実用的な用途には適していません)。</para> <para>&man.rtld.1; が新しく、 共有オブジェクト依存関係の動的マッピングに対応しました。 + このオプション機能は特に、 + 複数の異なるスレッドライブラリを使って実験する時に便利です。 + ただし、デフォルトでは構築されません。 詳しくは &man.libmap.conf.5; をご覧ください。 これはオプション機能のひとつで、デフォルトでは無効になっています。</para> @@ -694,7 +817,7 @@ より強いものになりました。</para> <para arch="sparc64">Sun ディスクラベルで動作する - &man.disklabel.8; 風のプログラム、 + &man.bsdlabel.8; 風のプログラム、 sunlabel ユーティリティが追加されました。</para> <para arch="i386,alpha,sparc64,ia64">&man.sysinstall.8; は、 @@ -748,7 +871,27 @@ <option>-o</option> フラグが追加されました。 これは、子プロセスが対話的なアプリケーションの場合に有用です。</para> - <para>1:1 スレッドパッケージ (ひとつのアプリケーションにある + <para arch="i386,pc98">KSE を使って POSIX スレッド機能を提供する + <filename>libkse</filename> + ライブラリがデフォルトでインストールされ、有効化されるようになりました。 + このライブラリは現在 M:N スレッド機能に対応しています。 + プロセススコープ、システムスコープスレッドの両方を使うことができ、 + 並列レベルの取得・設定が可能です。 + デフォルトでは、並列レベルがシステムの CPU 数に設定されます。 + 各並列レベルは 1 個の KSE と関連づけられおり、 + すべてのプロセススコープスレッドはこれらの KSE の中で動作します。 + システムスコープスレッドは、並列レベルに対応する独立した + KSE を取得します。 + <filename>libkse</filename> はまだ作業中のものであり、 + デフォルトでは使われませんが、プログラムをリンクする時に + <option>-pthread</option> + ではなく + <option>-lkse</option> + を指定することで、 + <filename>libc_r</filename> + の代替品として使うことが可能です。</para> + + <para arch="i386,pc98,sparc64,ia64">1:1 スレッドパッケージ (ひとつのアプリケーションにある すべての pthread に対して、ひとつの KSE とスレッドが対応するというもの) が実装されました。 このモデルでは、カーネルがすべてのスレッドスケジューリングを決定し、 @@ -759,11 +902,51 @@ <filename>libc_r</filename> ライブラリの代替として使うことができます。 ただし、<filename>libthr</filename> は (現時点では) デフォルトで構築されません。</para> + + <para>従来から BSD で使われてきた <filename>/etc</filename> + にある起動スクリプトが削除され、 + <application>NetBSD</application> から移植された + <filename>rc.d</filename> システムに置き換えられました + (これは <quote>rcNG</quote> とも呼ばれています)。 + 従来あった機能はすべてそのまま残っており、特に + <filename>/etc/rc.conf</filename> などのファイル群は、 + 今後も標準のシステムの起動設定手段として継続して使われます。 + <filename>rc.d</filename> システムは &os; 5.0-RELEASE + よりデフォルトになっていたため、この変更は、 + ほとんどのユーザにとって意識しなければならないものではないでしょう。 + <filename>/etc</filename> にあった以下のファイルは削除されましたので、 + 従来のスタイルのスタートアップスクリプトをカスタマイズしているユーザは + 注意してください。 + + <filename>rc.atm</filename>, + <filename>rc.devfs</filename>, + <filename>rc.diskless1</filename>, + <filename>rc.diskless2</filename>, + <filename>rc.i386</filename>, + <filename>rc.alpha</filename>, + <filename>rc.amd64</filename>, + <filename>rc.ia64</filename>, + <filename>rc.sparc64</filename>, + <filename>rc.isdn</filename>, + <filename>rc.network</filename>, + <filename>rc.network6</filename>, + <filename>rc.pccard</filename>, + <filename>rc.serial</filename>, + <filename>rc.syscons</filename>, + <filename>rc.sysctl</filename>. + + &man.mergemaster.8;, を実行すると、 + これらのファイルを異なる場所に移動するかどうか尋ねられます。 + 詳しくは、&man.rc.subr.8; をご覧ください。</para> </sect2> <sect2 id="contrib"> <title>寄贈ソフトウェア</title> + <para><application>ACPI-CA</application> コードが、 + 20021118 スナップショットから + 20030228 スナップショットに更新されました。</para> + <para>Bell Labs 由来の <application>awk</application> が 2003 年 3 月 14 日時点のスナップショットが統合されました。</para> @@ -779,17 +962,46 @@ 1.11.5 に更新されました。 &merged;</para> + <para arch="i386,pc98">The <application>DRM</application> kernel modules have been updated to + a snapshot from the DRI CVS repository, as of 24 April 2003. + The <literal>DRM_LINUX</literal> kernel option hsa been removed + because the handler is now provided by the Linux compatibility + code.</para> + + <para arch="i386,pc98">DRM カーネルモジュールが、 + DRI CVS リポジトリの 2003 年 4 月 24 + 日時点のスナップショットに更新されました。 + 必要なハンドラが Linux 互換機能に追加されたため、 + <literal>DRM_LINUX</literal> カーネルオプションは削除されました。</para> + <para><application>FILE</application> がバージョン 3.41 に更新されました。 &merged;</para> <para><application>GCC</application> が - 3.2.2 (リリース版) に更新されました。</para> + 3.2.2 (リリース版) に更新されました。 + + <note arch="i386"> + <para><application>GCC</application> は、 + <option>-march=pentium4</option> + オプションを指定すると異常なコードを生成することが判明しています。 + この問題を回避するには、 + <varname>CPUTYPE=p4</varname> Makefile 変数を + (たとえば &man.make.conf.5; などで) 定義して、 + GCC の <option>-march=pentium3</option> オプションを使ってください。 + 現在の状況は、将来的に GCC 3.3 + を導入することで解決できる見とおしです。</para> + </note> + </para> <para>文字列と浮動小数点数を変換する <application>gdtoa</application> ライブラリが統合されました。 ソースは 2003 年 3 月 24 日付けのものです。</para> + <para><application>groff</application> (および関連ユーティリティ) が、 + バージョン 1.18.1 からバージョン 1.19 + に更新されました。</para> + <para><application>IPFilter</application> がバージョン 3.4.31 に更新されました。 &merged;</para> @@ -814,6 +1026,14 @@ <literal>k<replaceable>プログラム名</replaceable></literal> という名前に変更されています。</para> + <para><application>Kerberos 5</application> + が <literal>buildworld</literal> の過程で、 + デフォルトで構築されるようになりました。 + 現在、<varname>MAKE_KERBEROS5</varname> 変数は使われなくなっており、 + ベースシステムの Kerberos 5 を無効にするには、 + <varname>NO_KERBEROS</varname> Makefile + 変数を定義する必要があります。</para> + <para><application>libpcap</application> が、 同一のインタフェース上での複数のデータリンクタイプの選択に対応しました。</para> @@ -821,7 +1041,8 @@ が、2003 年 1 月 22 日のスナップショットに更新されました。</para> <para><application>OpenPAM</application> - がリリース <quote>Daffodil</quote> に更新されました。</para> + がリリース <quote>Citronella</quote> からリリース + <quote>Dianthus</quote> に更新されました。</para> <para><application>OpenSSH</application> がバージョン 3.6.1p1 に更新されました。</para> @@ -840,6 +1061,16 @@ <option>-L</option> フラグと、 パケットキャプチャ中にどのデータリンクタイプを使うのかを指定する <option>-y</option> オプションが追加されました。</para> + + <para><application>texinfo</application> + がバージョン 4.2 から 4.5 に更新されました。</para> + + <para>timezone データベースが + <filename>tzdata2002d</filename> + から + <filename>tzdata2003a</filename> + に更新されました。 + &merged;</para> </sect2> <sect2 id="ports"> @@ -883,9 +1114,13 @@ &merged;</para> <para>FreeBSD が公式に対応している <application>KDE</application> - のリリースが、バージョン 3.1.1a に更新されました。 + のリリースが、バージョン 3.1.2 に更新されました。 &merged;</para> + <para>個別の <filename>krb5</filename> 配布物が廃止されました。 + Kerberos 5 ライブラリとユーティリティは、 + <filename>crypto</filename> 配布物に含まれるようになっています。</para> + <para>&man.sysinstall.8; が、<application>XFree86</application> の 個々のコンポーネントのインストールに再度対応しました。 この変更により、(ユーザが意識することはありませんが) @@ -896,7 +1131,12 @@ のリリースが、バージョン 4.3.0 に更新されました。 &merged;</para> - <para>&os; 2.X から 3.X、&os; 3.X から 4.X + <para>&os; + 2.<replaceable>X</replaceable> から + 3.<replaceable>X</replaceable>、 + &os; + 3.<replaceable>X</replaceable> から + 4.<replaceable>X</replaceable> というメジャーバージョン間のアップグレードを行なう機能が削除されました。</para> </sect2> @@ -916,7 +1156,7 @@ <title>前のリリースの &os; からのアップグレード</title> <para>現存する &os; システムからアップグレードするユーザは - <quote>&os; 5.0-RELEASE 初期利用者のための手引き</quote> + <quote>&os; &release.current; 初期利用者のための手引き</quote> を読むことを <emphasis>強く</emphasis> 推奨します。 この文書は、通常 <filename>EARLY.TXT</filename> という名前で 配布物に収録されており、 |